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zoom RSS ソフトウェアの仁義−パソコンの経済学3

<<   作成日時 : 2004/11/15 23:27   >>

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 (ここからは、NHKスペシャル「新・電子立国 1 ソフトウェア帝国の誕生」を参考にした。

 世界で初めて、ソフトウェアのライセンス(使用権)販売を主張して実行したのは、Microsoft(当時はMicroSoft)社のビル・ゲイツである。彼と盟友ポール・アレンは、世界初のパソコンであるアルテア(1975年発表)を動かすためのブログラム言語BASICを開発したとき、そのBASICをアルテアに全て売り渡さなかった。
 所有権を売るのでなく、パソコンに搭載する、または、使用する権利を売ったのである。
 さらに、海賊版を作った人々に使用料を請求したのである。ちなみにその時はまだOSは搭載されていない。プリントするにも自分でプログラムを作らなければならなかった。

 当時、ソフトの複製(コピー)は多かった。彼らは単に金を惜しんでコピーしたのではなく、いいものだからこそ、「ただで」宣伝した。その手段としてのコピーであった。彼らとしては、代わりに宣伝してやったのだから、広告宣伝費を払えと言いたかった。彼れらはアマチュアのパソコン愛好家である。

 さらに、そのBASIC言語の使用料が当時の1か月分の給料にあたるので高すぎると思われていた。当時のソフトの価格は、その30分の1から10分の1が適正であるといわれていた。

 現在と違い当時のコピーした人々の多くは、自分でハードウェアを組み立て、プログラム言語で自前のアプリケーションソフト(OSの機能も組み込んで)を作っていた人々であることを忘れてはいけない。ビル・ゲイツらの使用料が高いと思えば、自分たちでそれより安く作る人々である。その人々の中から、アップル社の創立者2人が出たのである。

 その意味では、消費者運動の一つとみていいだろう。

 しかし、ビル・ゲイツらの主張も間違ってはいない。ハードウェアのおまけのままでは、自分らの開発費はどこから回収するのか。さらに自分らの言語が単独のハードウェアに独占される。
 ハードウェアから独立させることによって、自分らのプログラム言語で多くのハードウェアで多くのソフトを作成できる。
 自分らにとって、ライセンス料が唯一の収入源であり、所有権を持ち続けているからこそ、そして、そのライセンス料でさらなる改良ができるのだと。

 ちなみに、両者とも国や市町村、大企業の金や補助金を一銭も使っていないことに注目したい。たしかに大口の出資者もいただろうが、あくまでも、個人である。出資者には利益の配当を払わなくてはいけない。

 さらに、ソフトウェアがハードウェアより独立したことによって、価格の動きも変わってきた。多くの人が使えば、使うほど、価格が安くなることである。さらに、開発者も所有権を持ち続けているのだから、改良して、使用者に安く提供できることである。

 個人的にな経験だが、約10年前、3万円で買った名作映画のビデオを買った翌年、3000円で売り出されたときにこのことを思い知った。3万円で売って、製作・宣伝費の回収がその年で終わったからである。
−続く

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